世界から大きく遅れている日本の教育
日本の教育はグローバルの基準値と比較すると非常に遅れていると言われています。OECDが実施したPISA2018という世界規模の調査をご存知ですか?日本の「読解力」に関する調査結果では、以下のような指摘がされています。
◆読解力の問題で、日本の生徒の正答率が比較的低かった問題には、テキストから情報を探し出す問題や、テキストの質と信ぴょう性を評価する問題などがあった。
※文部科学省 OECD学習度到達度調査PISA2018のポイントより引用
◆読解力の自由記述形式の問題において、自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明することに、引き続き、課題がある。
総合型選抜で求められる力と似ていると思いませんか?実は、5年ほど前から総合型選抜が急増したのはこのことが原因の一つであり、むしろこれからは『総合型選抜』が将来必要な力を測るのに最適という理由から、ますます重視されていく可能性が高いのです。
例えば、AO入試というのはアメリカ型の試験を参考に作られたものであり、実際にアメリカの学生は出願書類(アプリケーション)と文章の試験(Essay)と面接によって判断されます。このように、今後はグローバルで重視されている部分(偏差値ではない指標)が重要になっていきます。
これからの社会で活躍する人材=大学が求める人材
変化の激しいこれからの社会で活躍する人材とは、どのような人材なのでしょうか?今までのように、言われたことを正確に行うだけの人材は淘汰されます。皆さんはこれまで何度も聞かされてきたと思いますが、本物の創造性やコミュニケーション能力が求めらているのです。
そして、大学もこれからの社会で求められる人材を育成する必要があり、この条件にふさわしい学生さんに入学してほしいと思っているのです。皆さんはこれらのスキルを十分に備えていますか?また、小論文や面接試験の中でしっかりと示すことができますか?
最も効率の良い基礎にこだわったカリキュラム
以上の理由から、私達は『基礎=社会で通用するスキル』を最短で身につけるカリキュラムにこだわっています。もしかすると、遠回りだと思うかもしれません。しかし、この熱とロジックのカリキュラムが、大学受験において最も近道な勉強法なのです。
例えば、数学の勉強で最初から過去問を解く人はいませんよね。それでは、いつまでたっても合格点にはたどり着けません。まずは、基礎問題集や教科書レベルの問題集を中心に基礎的な公式や解法を身につけると思います。すると、試験本番のようないままで解いたことのない問題も自然と解けるようになります。
総合型選抜の学習も同じです。基礎的な課題の中で、文章の書き方、アイデアの出し方、整理の仕方、課題の分析、論理構成の作り方を学びます。そして、本番の類似問題で明確なトレーニングを行います。
実は大学や企業でも採用経験あり
本当に正しい学習方法なの?と思った方もいると思います。ご安心ください。私達のプログラムは早稲田大学や一橋大学、また複数の中学や高校、さらには100店舗以上を展開する大手企業の研修でも利用されてきました。社会の中や大学で実施されてきたプログラムを、やる気のある皆さんに提供していきたいという思いで実施しているのです。