総合型選抜を受けると決めたとき、何から始めればいいのか分からなくなるのは、対策だけでなく、出願までの準備も同じです。
また、受けるのをためらってしまう理由の1つも、そのややこしさですね。そこで、どのようなスケジュールで、そのような準備が必要なのか、対策以外の話を中心に進めていきたいと思います。
◎この記事の目標
⇒出願期間・必要な準備を知って、安心して出願に臨めるようになろう
出願期間は、大学によって様々
日程
9~10月 総合型選抜出願
10~11月 試験
11~12月 合否
というのがスタンダードなスケジュールですが、大学によって日程が大きく変わってくるのも総合型選抜の特徴です。
近畿大学の情報科学部では、出願期間が、2022年(令和4年)9月1日(木)~9月21日(水)となっています。※令和5年の場合。
ちなみに、出願では、いくつかの書類提出が求められます。
- 調査書
- 自己PR動画(3分)
- 志望理由書
- 活動報告書
などです。これらも大学・学部によって違います。何の書類が必要なのかは、募集要項で確認しましょう。募集要項は、出願日の2ヶ月前程度に公表されます。
必要な準備は?
対策編
- 提出書類(志望理由書、自己推薦書など)対策
- 小論文対策
- 面接対策
- その他大学によって違う試験
大学によって筆記試験や技能試験(建築におけるデッサンなど)を課してくる場合もありますが、ほとんどの場合大きな流れは同じです。
ここで、注意しなければいけないのは、「面接があるから、とにかく面接対策をしよう」が間違い、ということです。注意しなければいけないのは、面接で聞かれる質問のほとんどは志望理由書から、という関係があるのです。「小論文とグループディスカッション」「プレゼンテーションと面接」などにも、そういった関係のある科目がありますので、これには注意が必要です。
書類準備編
- 志望理由書の準備
- 活動報告書の準備
- 調査書の発行
- (あれば)推薦書の作成
上の3つはほとんどの場合名称が違えど必要になってきます。調査書や推薦書は、高校に申請して発行までに、少し時間がかかる場合もあるので、余裕を持った準備が必要です!
出願時の注意
出願前にエントリーが必要なときがある
出願するための要件に、オープンキャンパスへのエントリーなどが必要になる場合があります。
出願の数ヶ月前にエントリーの締め切りがある時もあります。できるだけ早めに大学が公開している募集要項を確認するようにしましょう。