総合型選抜の面接対策、まずは志望理由書から!

いざ、総合型選抜の「面接対策を始めよう!」と思っても、提出した志望理由書のコピーを取ってない時点で、ガクンと合格率は下がります。

総合型選抜の面接での質問は、志望理由書から聞かれることがほとんどです。志望理由書をきちんと完成させておくことが1番の合格のポイントとなります。そこで、今回は、志望理由書は完成しているという前提で「面接では何を聞かれる?」「面接対策って?」「その他面接の心構え」について、授業同様解説していきます!

総合型選抜の面接で聞かれること

面接で聞かれるのは、主に前述した志望理由書の深掘りです。
なぜ、こう言い切れるのかというと、志望理由書を深掘りして聞くことで、どこまで本心を志望理由書に書いていたか、志望校への熱意を確かめることができるからになります。
仮に志望理由書と面接で少しでもずれた内容を話した場合、本当のことではなく受験のために作った文章なのかと思われてしまったり、最悪の場合、他の人が書いたのではないか?と疑われてしまいます。
そのため、面接では、主に志望理由書の確認や発展に関する質問になるのです。

想定してない質問への回答は?

反対に、総合型選抜の面接で「志望理由書以外のこと」を聞かれることももちろんあります。その質問に答えられるのか不安ですよね。ですが、面接官も「準備できないであろう質問」の場合は、きちんと、その点を考慮に入れて採点してくれます。「志望理由書以外のこと」を聞かれて上手く答えられなくても、そこまで落ち込む必要はありません。
また、総合型選抜の面接では、「採点に関係ないこと」を聞かれることもあります。「今日はどこから来ましたか?」などの、リラックスさせるための質問です。これらも特に合否には関係ありません。とにかく、重要なのは、志望理由書の深掘りです。

面接の対策方法

面接の対策方法でおすすめなのは、自分の書いた志望理由書を見直して、思いつく限り深掘りされそうなことをリストアップすることです。とりあえず50個ほど書き出してみて、思いつかなくなったら周りの人に聞いてみるのでもいいでしょう。
特に、「志望学部に関する記述」や「将来の夢について」は質問されやすい項目です。どのようなことを聞かれても答えられるように、ありとあらゆる質問を準備しておきましょう。

いつから対策?

対策は、小論文に比べて遅めで大丈夫です。具体的には、面接本番の1ヶ月前にやれば十分間に合うでしょう。面接対策を不安に思いすぎて、志望理由書や小論文対策が疎かになることは、一番避けるべきことだとも言えます。
「面接と志望理由書、小論文はつながっている」ということを頭に入れておきましょう。

総合型選抜ー面接のアドバイス

大事なのは緊張しすぎないことと、志望理由書を何度も読み返すことです。自分の意見を、そのままゆっくり発言すれば、きちんと評価してくれます。堂々と答えるようにしましょう。

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