総合型を受けようかどうか迷っていませんか?決める前に冷静に比較することは非常に重要です。今回は、メリット・デメリットをいくつか出して、「受けるかどうか」の判断ができるように、解説していきます!
総合型を受けるメリット
チャンスが増える
一般選抜に加え、総合型選抜や公募推薦も受験することによって受験回数が増え、単純にチャンスが増えることが期待されます。
一発勝負の入試から解放されるので、少しプレッシャーからも解放されますね。
早く受験が終わる
総合型選抜の多くは年内で最終合格発表がなされます。そのため、3ヶ月ほど早く受験が終了することになり、入学までの時間がかなり長くなることや心理的負担が少なくなるメリットが挙げられます。
また、その3か月間を使って、大学への準備や、自分の興味のあることの追及に使えるなど、大学生活のスタートダッシュにつなげることができます。
志望校を上げられる可能性がある
総合型選抜と一般選抜では求められる能力が全然違います。そのため、一般選抜では手の届かないような志望大学にも総合型選抜だと手が届くケースがあります!
ただ、「総合型選抜=かんたん」ではないので、注意しておきましょう!
総合型選抜を受けるデメリット
一般選抜との兼ね合い
これを一番気にする方も多いのではないでしょうか?総合型選抜の対策に時間をかけ、結果的に、総合型選抜も一般選抜も志望大学の合格を勝ち取れなかったら嫌ですよね。実際、総合型選抜で本当に合格しようと思ったらかなり多くの準備時間が必要です。
一般選抜と総合型選抜両方の準備を進めていくためには、受験計画をどれだけしっかり立てられるかが鍵になります。
少なくとも、3月までには計画を立て、準備を始めておきましょう。ただ、そもそも総合型選抜対策に時間をかける生徒が少ないのも現状です。しっかりと全体像を理解して、効率よく対策を進めれば、最低限の努力で合格することもできるので、頭に入れておきましょう。
日程調整
総合型選抜の試験日と模試が被ったりするのはよくある話です。そのため、早くから試験の日程を把握し、スケジューリングすることが大切になります。試験のダブルブッキングなどにならないようにしましょう。
スケジュールアプリや手帳をつかって、募集要項発表日・出願締め切り・試験日・合格発表日などをしっかりと管理しておきましょう。
どんな人なら受けるべき?
ここまで踏まえていかがでしょうか?まとめると、「きちんと計画を立てることで、総合型選抜のメリットを最大限いかす」か「とりあえず受けてみて、ラッキー合格を目指すか」この2つの利用方法があると思います。
中途半端な結果にならないように、「行きたい大学」や「自分の実力」も加味しながら計画を立ててみましょう。