総合型選抜の対策の計画は「時期」「志望校」で決めよう

受験を考えるとき、まず最初にすること、それは「計画立て」ですよね。ですが、総合型選抜・学校推薦となると、情報も少ない・一般入試のことも考えないといけない・どんな対策が必要か分からない、など課題は山積み・・・。

それを解決するためのポイントが「始める時期」「志望校」です。結論から言うと、「行きたい大学のレベルに合わせて、始める時期を決めよう!」ということです。詳しく解説していきます。

志望校のレベルは3種類

志望校のレベルは大きく分けて3つです。「一般入試で行けるレベルか」「行けるレベルよりも上か」「行けるレベルよりも下か」です。これは、模試の結果も参考になりますし、先生へのインタビュー、他にも、同じくらいの学力の子を見つけて、その子に「どこ大学行くの?」と聞くという方法もあります。大学のレベルに差があるのか、同じくらいなのか、で判断できます。

なぜ「志望校」が重要なのか?

ずばり、「必要な勉強量」を見極めるためです。もちろん、一般入試の難易度と総合型選抜の難易度は異なりますが、倍率やライバルの質の参考にはなります。「レベルが上」なら、相当な時間をかけないと、総合型選抜・学校推薦での合格は当然難しいですよね。なので、重要な指標といえます。

開始時期は大きく分けて3つ

ほとんどの受験生は、6月からスタートさせます。もっと遅くて、直前2週間なんて受験生も多いです。ですが、難関大の場合は、1月スタート、遅くとも3月にはスタート切らないと遅いです。なので、大まかに「1月組」「3月組」「6月以降組」のどこに自分が属するのかを選びましょう。

早いほど、もちろん有利です。ですが、なぜか、全員ゆっくり始めるので、今は、大学も募集枠を広げている時期なので、かなりチャンスが広がっているといえます。

なぜ、「時期」が重要なのか

ずばり、「出来ること」を見極めるためです。もう日数がないのに、基礎から始めても仕方ありません。付け焼き刃で、傷だらけになりながら、前に進むしかないですよね?その見極めには、「あと何ヶ月あるのか」が非常に重要になってくるのです。

「志望校」と「時期」を組み合わせる

上に貼った図のように、それぞれ、◎、〇、△、×があります。最もいい時期の場合は、「◎」で、全然だめな場合は、「×」で表しています。〇には、「遅すぎる」「早すぎる」の両方あります。

例えば、自分にとって、カンタンに入れる大学を志望する場合、1月から始めたら、少し早すぎますよね?なので、〇です。合格することも大切ですが、力をかけすぎないことももちろん大切なことです。

一般入試との両立を目指すなら

もしも、一般入試との両立を目指すなら、◎や〇の時期、つまり、3月までに少しずつでも対策を始めないと、合格は難しいです。例えば、「総合型選抜では、下の大学で、一般入試では、かなり上の大学」という場合、一般入試の勉強にも時間をかけなければなりません。そうなると、早めに少しずつでも始めておくこと、これに損はないですよね。

楽だと思われている総合型選抜・学校推薦

カンタンとか、誰でも受かるとか、そういった声も多くあります。「難しいよ!」ということが言いたいのではなく、「チャンスだよ!」と言いたいです。YouTubeのコメント欄にも、試験のギリギリになって質問する人がたくさんいます。そのため、少しでも早く始めておくと、圧倒的な差を付けることができるのです!さあ、読み終わったみなさん、今日が始める日です!

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