AO入試(総合型選抜)。一度はみなさん考えたことがあるかもしれません。しかし、なかなか踏み出せないですよね。
- ・難しいかもしれないけど、その難しさも想像がつかない
- ・でも、受けたら合格するような気もする
- ・なにより、このまま一般入試で志望校に合格できるのかな?
不安な点は多いと思います。そこで、今回は、一般入試と比較していく中で、自分に向いているのか?を、一緒に考えていきましょう。
総合型選抜は簡単?
総合型選抜のことを調べていると、「総合型選抜 簡単」「総合型選抜 きつい」など真逆のことが書かれています。実際のところはどうなのでしょうか?結論からいうと、「本当に人による!」です。元も子もないですね。ですが、それが総合型選抜なのです。一般入試と総合型入試では、求められる力が違うため人によって総合型の方が簡単だったり難しかったりします。
では、一般入試と比べていきましょう。
一般入試と徹底比較
募集人数と倍率
まず初めに、かなり大学によって違います!
実際に,近畿大学/早稲田大学の例を見てみましょう。自分の志望校の倍率が知りたい場合は、「〇〇大学 総合型選抜 倍率」と調べると、公式HPなどが出てくるはずです。
例1)
近畿大学 経済学部 旺文社調査2022
一般選抜倍率合計:4.5倍
総合型選抜倍率合計:2.1倍
例2)
早稲田大学 法学部 旺文社調査2022
一般選抜合計:4.7倍
総合型選抜合計:27.0倍
平均的には2.8倍が早期入試の倍率となっています
(参考:2020年旺文社 https://eic.obunsha.co.jp/analysis/202111/)
科目数
- 国立
一般入試…国数英理社
総合型入試…小論文、面接、(学力試験)
- 私立
一般入試…英、国or数、理or社
総合型入試…小論文、面接、(学科試験)
国立でも私立でも、総合型の場合、科目に変化がありません。つまり、対策することは変わらない=併願がしやすいことや、科目数が少なくなることがわかりますね!
求められている力
まとめるとこんな感じになります!
- 一般入試…大学入学後に求められる学力、偏差値
- 総合型入試…思考力や人と違った動きをできるかどうか
全員を同じ方法で受け入れていたら、入る人の層や動きがどんどん似てきてしまいますよね!そのため別の入試方式をとって、様々な人たちを大学に入学してもらうのが総合型選抜の特徴になります。
総合型選抜に向いているのは?
今からあげる3つの特徴が一つでもある人は向いてると言えます!
- 明確な夢がある人
- どうしても入りたい大学があるひと
- 分析が好きな人、丁寧にできる人
上の3つのどれかにあてはまってる!という人は総合型選抜に向いているかもしれません。
必ずしも部活や大会での「すごい活動実績」は必要ないのです。様々なケースがあるので、引き続き情報収集をしてみましょう。