小論文の添削を受けるときに注意する4つのポイント

小論文を書き終わって、書きっぱなしには、しませんよね?先生や親、周りの人など、誰かのアドバイスを受けるはずです。その時「あれ、これ意味あるのか?」という考えがよぎったことはありませんか?今回は、添削をお願いするときに見てもらうべきポイントを4つ紹介します。

(こんな人にオススメ!)
・添削を受けて、疑問を感じることが多い。
・今の添削を続けて、合格できるのか不安。
・自分の文章が良くなっているのか、正直分からない。

添削を受けて、気にならない?

学校の先生に添削してもらったものを持ってきて、「これって何で直されているのですか?」「言葉遣いよりも、もっと直さなければいけないところってないですか?」という質問を受けることがあります。皆さんも感じたことはありませんか?

実は、これは「先生たちもよく知らないから」です。もちろん、個人差はあります。上手な先生も当然います。ですが、高2・高3までに皆さんも「文章の書き方」を習ったことがないように、先生たちも同じなのです。なので、「どこを見て欲しいか」を的確に伝えることも大切なのです。

表現に重きを置かない

例えば、誤字脱字や語尾、日本語の言葉遣いなどを中心に指導される場合、これは危険です。何となく感じている通り、表現なんてものは最後でいいですし、再現性がありません。再現性とは、つまり、「次の課題に生かせるか」という意味です。ほとんどの場合、もう二度とその表現の文章を書くことはないでしょう。もちろん重要なポイントではありますが、自分でも出来る部分でもあると思います。

添削はここに注目!

みなさんが添削に感じる疑問は、この3点に着目してもらえれば、解消するはずです。「ここを見てもらった方がいいよ/ここは添削してもらわなくていいよ」「こういう指導は危ないよ」という特徴を伝えます。

①内容よりも、まずは、文章構成を直してもらう

次によくあるのは、「内容」について添削されることです。しかし、内容で差を付けることは実際難しいです。「この考えはいいね」「この考えはよくないね」は、人によってバラツキがあると思いませんか?まずは、理由を書くのか、何かと比較して自分の意見を述べるのか、その文章構成に力を入れて添削してもらうことが大切です。何よりも文章構成には再現性があります。

②言われた通りに、そのまま直さない

何となく直すだけでは、意味がありません。そうならないためにも、「何でこれはダメなのか?」と聞いてみてください。しっかり答えてくれれば、次回にもいかせます。ここで「論理性がない!」とか、抽象度の高いアドバイスをもらっても、ホントにその通りにすべきかは怪しいです。

③解決策を聞く

必ず、「どうすればいいのですか?」と聞いてみましょう。そこで、「まずは書いてきて!」と言われると、危険です。「出された文章を見て直すこと」は、「どこに向かっていいか分からないのに、走り出してしまっている」ようなものです。必ず、どこに向かうべきなのかを聞いておきましょう。

熱とロジックの場合

私たちの添削は、「再現性」=「次に生かせるのか」を注意して行っております。そのために、「どうすればいいのか?」を明記することはもちろん、行っているのが点数化・細分化です。「内容」「文章構成」「表現」の3つにそれぞれ点数を出して、どこがよくなのかを、はっきりと出していることです。

そのためには、「評価規準」が大切

「普通なのでは?」と思うかもしれません。しかし、点数化するということは「何となくで指導できない」ということです。評価のポイントを明確にし、共有してないと、全員の点数にバラツキが生じます。なので、バラツキができないように、研究を重ねて、慎重に添削を行っています。だからこそ、「受講満足度90%以上」を実現することができているのです。

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