小論文の対策塾って何をするの?

小論文対策塾というものの存在を聞いたことはありますか?総合型選抜で、大学入試を考えてる人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、少し気になるなと思っていても、実際は何をやっているのかわからないと思っている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな疑問を解消すべく、小論文塾が教えている内容をお伝えしていきます。

よくある勘違い

添削してくれるだけ

よく勘違いされているポイントとして、小論文塾は自分の書いたものを添削するだけだというものがあります。もちろんそういう塾も有るかもしれませんが、いい小論文塾はそのような形態をとってないことが多いです。なぜなら、添削するだけでは根本的にいい文章は書けないからです!


それでは、いい文章を作るためにはどのようなトレーニングが必要なのでしょうか?

授業内容

「自分の」意見を出す練習

小論文では自分の意見を出すことが重要です。よくある失敗例として、間違ってはなさそうな意見だけど、ただの一般論なものがあります。これでは周りと差をつけることができず、倍率の高い総合型選抜で合格を勝ち取ることは難しいです。そのため、小論文塾では、自分の意見(アイデア)を短い時間で出せるようなレッスンを行います。

「自分の」意見を出すコツは?

では、どのようなレッスンを行っているかというと、「頭の中のアイデアを出す方法」を教えています。具体的には、ブレイン・ストーミング(マインド・マップ)です。アイデアには軽重がありますよね?主張になるメインのアイデアとそのアイデアを補足するアイデアです。この差を意識しなければ、いい小論文にはなりません。そのためにも、ブレイン・ストーミングを活用しています。

伝わりやすい文章を作る練習

いくら素晴らしい意見やアイデアを出しても、伝わらなければ意味がありません。伝わりやすい文章を書くにはある程度決まっている方法があります。それが「段落構成」です。

伝わりやすい文章を作るコツは?

段落構成には「賛否両論」「比較」「因果関係」などの型があります。「大学入試で型を使うのは、どうなの?」と思うかもしれませんが、教科で言う公式です。では、その公式をつかって、いかに問題を解くのかが重要です。問題文から、主張を伝えるのに最適な段落構成を見極め、効果的に活用すること、このトレーニングを行います。

志望校に合わせた練習

また、塾や第3者からの指導が入る最も大きいメリットとして、志望大学に合わせた対策があるでしょう。過去問や教授を分析することでより的確で明確な対策ができるでしょう。

志望校に合わせるコツは?

今までの受験生の中には、志望する学部の教授の論文を全て読んでから、入試に挑んだ人もいました。このように、論文やアドミッションポリシーから、「自分が学びたいこと」との共通点を見つけることが小論文においても重要です。また、論文を読んでおくことで、入試問題をある程度推測することも可能になります。

まとめ

小論文対策塾のイメージは湧きましたか?ぜひ、一緒に対策しましょう!

この記事を書いた人

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