- 総合型選抜を受けたいけど、自分は向いているのか。
- 自分の志望校に行くためには、一般入試では中々難しそう。
- そもそも、合格できるんだろうか。
そんな人にとって、気になるのは『総合型選抜はどんな人が向いているのか』だと思います。そこで、「どんな人が受かりやすいのか」について解説していきます。
総合型選抜に向いている人は?
総合型選抜に向いている人はどんな人でしょうか?
①将来の夢が明確な人
将来やりたいことや職業が明確に決まっている人は総合型選抜に向いていると言えます。
なぜならば、そこから逆算して大学で何をしたいか明確に述べることができるからです!
②どうしても入りたい大学がある人
総合型選抜を受けるということは志望大学を受けるチャンスが一般入試のみに比べて増えるということです!
また、どうしてもこの大学に入りたいという気持ちが強いことは面接の際にも伝わるものです。もちろん伝わったからと言って合格するとは限りませんが、総合型選抜において大切になるモチベーションの観点からも、どうしても入りたい大学がある人は総合型選抜を受けるのがおすすめです。
③分析が好きな人、丁寧にできる人
総合型選抜では二つの分析が重要になってきます。
- 自分の分析
- 大学や問題文、知識の分析
この二つの分析を丁寧に行えることが合格に繋がってきます!これには、答えがありません。一人一人、見方がちがうのです。そこをいかに楽しむことができるのか、も非常に大切な素質です。
どうですか?あなたは向いていましたか?では、なぜこの3つが「向いている人の特徴」になるのでしょうか?それは、『総合型選抜で求められる力』が関係しています。
総合型選抜では、何が求められているの?
総合型選抜で求められているのは、「志望校・学部の特徴を考慮した自分の意見を、説得力をもって伝えることのできる力」です。
そのためには、自分の将来にとって、一番最適な、大学・学部を分析し、その大学に入りたい理由を、自分の特徴と関連づけながら述べる。最終的には、大学に「ぜひ、うちに来てくれ!」と言われなければならないのです。
決して、専門的な知識や活動実績が必要な訳ではない
よくある勘違いとして、専門的な知識や活動実績が必要と言われます。しかし、このような「知識・経験」は、大学入学後でも十分補えます。むしろ、高校生の時点で知っていること・経験したことは、大学生と比べると、どうしても見劣りしてしまいます。
なので、今から「知識・経験」を身に付けるにあたって、基礎となる、思考力やクリエイティビティー、コミュニケーション力などの方が重視されるのです。
受かるには、どんな対策が必要?
総合型選抜・学校推薦では、ほとんどの場合、「小論文」「志望理由書」「面接」が課されます。しかし、二次試験になると、大学によって、プレゼンテーション・模擬授業・学科試験・グループディスカッションなども課されることがあります。
まずは、試験の半年以上前から、小論文の書き方の基礎を身につけましょう。そして、少しずつ志望校が決まってくれば、志望理由書などのアイデアを固めていきます。主に以下の3点です、
- 自分の将来の夢について
- 大学での学習計画について
- 今までの自分についての振り返り
そして、志望校のアドミッション・ポリシー分析を通して志望理由書を書き上げ、実際の時間や過去問で小論文を書く練習を行って試験に臨みます。これが必要最低限です。
しかし、きちんと「何が求められているのか」を押さえておけば、何も怖いことはありません。上記したポイントを常に意識して、小論文・志望理由書に励んでみてください。頑張りましょう。
※リンク付ける