【ワーク付】志望理由書頻出の「学びたいこと」は何を書けばいい?

志望理由書でよく聞かれることは、「将来の夢・計画」「自己PR」、そして、「学びたいこと(学習計画)」です。この中でも、やはり「学びたいこと」に困っている人が一番多いです。

  • 入学してないのに、学びたいことなんて、難しすぎる
  • 学びたいことはあるけど、文字数が足りない
  • 入学したいけど、学びたいことは、正直・・・・

こんな悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、「学びたいこと」を書く時の3つのポイント、そして書き方について一緒に考えていきましょう。

志望理由書で「学びたいこと」を書く目的は?

なぜ、志望理由書において、「学びたいこと」が頻出なのでしょうか?それは、「どれだけ入りたい思いが強いのか」を評価しているという情報がよく載っていますが、少し違います。もう少し具体的に考えてみましょう。
思いは以下の2点に分解できます。

  • なぜ、この大学でなくてはダメなのか?
  • 入学後の具体的な姿が思い描けているのか?

なぜ、この大学でなくてはダメなのか?

大学側も、誰でもいいわけではありません!
まず前提となるのは本当に入学したい思いが強い人であることです。そしてそれを評価するためには、「大学の、どこを気に入っているのか」を明確に必要があります。しかしここで注意したいのは決して、媚びる必要は無いということです。大学の求める入学者の特徴が自分とマッチしていることをしっかり書いていきましょう!

入学後の具体的な姿が思い描けているのか?

総合型選抜は、「将来性」を評価する入試になります。大学に入って、だらだらされることや就職までのひとやすみとして使われたいわけではありません。そこで、学びたいことを聞くことで、実現性があるのか、実行する気があるのかを判断します。あなたの最終的な目標「将来の夢」を叶えることができるというのを伝えるためには具体的な計画がポイントです!

「学びたいこと」 3つのポイント

学びたいことには、明確に3つのポイントがあります。毎年、志望理由書を一緒に考える時に、この3点を逃して書くと、「誰にでも書ける志望理由書」の完成です。『なぜあなたが、この学校じゃなければダメなの?』を伝える志望理由書にとって、これは致命的!しっかりポイントを押さえましょう。

ポイント①「将来の夢・計画」からの逆算

どんな社会課題を解決したい夢なのかが大事なポイントになります。もちろん大学生活を経て変化しても構いません!ただ今の時点の夢をできるだけ具体的に書きましょう。

ポイント②その大学にしかない特徴を使って


次は①で書いた夢を叶えるためにどうして志望大学じゃいけないかを書きます。他の大学の他の学部でもいいんじゃない?という内容はNGです!
具体的なコース、教授、ゼミ、授業を書けるとなおいいでしょう。

ポイント③どう学ぶのか=学習計画も盛り込もう


次に書けるといいのが学習計画です。どうやってその大学で学んでいくのか?ということを書いていきましょう。
例えば何年次には〜を行い、などと具体的な学年をいれていくと説得力が増します!

「学びたいこと」は、こう書こう!

まずはこれを埋められるようにしましょう!
『〇〇大学にある〜(コースや授業)で〜を学び、〜を達成する』
これを段落の文頭に書いて、後の文章で分解して細かく書いていくといいでしょう。

どうだったでしょうか?明確に、具体的に書いていくことを最初から最後まで意識して行いましょう!

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