総合型選抜の2次試験で、大学/学部によって、課されることのあるプレゼンテーション。なかなか対策も難しいですよね。そこで今回は、
- プレゼンテーションがあるけど、何をすればいいかわからない。
- 書類は通ったから、プレゼンテーションの練習がしたい
- そもそもプレゼンテーションって?
という人のために、「プレゼンテーションでは、何を対策して、どう臨めばいいのか」を解説していきます。
そもそもプレゼンテーションって?
プレゼンテーション、見たことありますか?制限時間の中で、スライドやポスターを使って、テーマに合わせた内容を発表するものです。有名なのは、スティーブ・ジョブズですね。iPhoneを発表したときのプレゼンは、かなり有名です。
総合型選抜でも、いくつかの大学で課されています。代表的なのは、
・同志社大学 ・東京大学 ・立命館大学 ・東京農業大学 ・日本大学などです。(学部/年度によって様々)前提として、必ず準備することができます。そのテーマや制限時間などは、募集要項で知らされることが多く、本番一発勝負ということはありえません。
総合型選抜のプレゼンテーション
総合型選抜のプレゼンテーションでは、いくつかの出題パターンに分かれています。「志望理由書について」か「小論文について」か「全く別か」です。それぞれの特徴・対策方法を見ていきましょう。
パターン①志望理由書について聞かれる
志望理由書の「自己PR」「将来の計画」などについて聞かれたり説明してくださいと言われることは多いです。これを対策するためには「志望理由書」を再度読み直し把握することが大事です。
すでに提出してしまった・どんなことを書いたか、コピーを取っていないという方は、どうすることもできません。まだ対処ができる状況であることを願っています。
パターン②小論文について聞かれる
総合型入試では、小論文の後に面接やプレゼンテーションが行われることが多いです。その場合、小論文で出題されたテーマに関連したことがプレゼン課題として出されるケースが良くあります。
このときのポイントは、小論文で自分が主張したこととプレゼンテーションがずれないようにするために覚えておくか、メモしておくことです。
パターン③別のテーマが事前に知らされている
試験前にプレゼンテーションのテーマが事前に知らされているケースもあります。その場合、テーマは小論文のようなケースが多いです。しっかり事前に準備していきましょう。
プレゼンテーションのコツ
図・イラストを効果的に
図やイラストを効果的に使うことによって内容が濃くてもわかりやすく相手に伝えることができます。なぜかというと複雑で長い文章を視覚的にわかりやすくまとめることができるからです!
図・イラストを使うケース
図やイラストを使うケースとして適切なものは大きく三パターンあります。
- マップ図…たくさんの物を比較/整理するときに使う。経験/自分の価値観など。
- フロー図…変化の過程や物事の循環など。気持ちの変化/志望理由書など。
- 因果関係図…因果関係や利害関係など。志望理由書/学習計画と将来の夢など。
この3つのどれかに当てはまった場合は簡単にでもいいので図を使っていくといいでしょう。パワーポイントの場合「スマートアート」の機能を使うことで簡単にわかりやすい図を作ることができます。
構成・主張は徹底的に
プレゼンテーションは準備することができます。つまり準備がモノを言うのです。加えて、いくらスライド作りを頑張っても、そもそもの中身がなければ意味がありません。準備時間はなるべく精一杯つかって、リサーチを行い参考文献をたくさん参照するようにしましょう。